Vocalを打ち込んでみた。

歌声合成ソフトウェア「Synthesizer V」。
デモの音を聞く限り、ボーカロイドや他の歌声合成ソフトと比べても、かなり自然な音になるようなので、購入しました。

既に仕事のデモ音源には使っていますが、
サンプルとして以前アレンジした女性ボーカルとビッグバンドの「Satin Doll」を打ち込んでみました。

内容はオーソドックスなもので、
 イントロ→歌(1コーラス)→間奏(1コーラス)→歌(1コーラス)→エンディング
というシンプルな構成。

演奏で使用する楽譜を作ることが主目的なので、いつもの作業の流れは以下の通り。

 Finaleで編曲(全て音符で入力)・MIDIデータ書き出し
→Logicで加工・オーディオデータに書き出し(アレンジに変更があればFinaleのファイルにも反映)
→Finaleで浄書

Synthesizer Vは、MIDIデータからVocalパートのみを読み込み、
歌詞をそのまま打ち込めば、ほぼ編集なしで自然な歌になるので、
とても使いやすいです。

「Doll」の最後の「L」が正しく発音されているかどうか、ちょっと怪しい気もするのですが、
私自身、英語の発音に自信がないので放置しています。
また、歌詞中の「that’n」が上手く発音されず、発音記号(?)を直接入れましたが、
こちらも正確なのかどうかはよく分かりません。

ちゃんとやるなら、ネイティブに添削してもらう必要があるのかもしれませんが、
実際に演奏した際の雰囲気がミュージシャンでない方にも分かって頂けそうなので、
デモ音源の仮歌としてはしっかり役目を果たしそうです。

使用した音源は以下の通り。
Sax … Audio Modeling SWAM Alto Sax, Tenor Sax, Baritone Sax
Trp … Sample Modeling The Trumpet 3
Trb … Sample Modeling The Trombone 3
G … Music Lab RealGuitar Classic
P … EXS24 Steinway Grand Piano 2
B … Vienna Upright Bass
D … IK Multimedia Modo Drum 1.5 (Studio)
Vo … Dreamtonics Synthesizer V (Natalie)