三宅裕司 × 島袋寛子

2021-01-16

2/19(金)〜2/21(日)にブルーノート東京で三宅裕司 & Light Joke Jazz Orchestraのライブがあります。
それを受けて、ライブのゲストボーカルの島袋寛子さんと三宅さんとの対談がブルーノート東京のウェブサイトに掲載されています。

http://www.bluenote.co.jp/jp/news/interview/10841/

対談の中で私の名前もチラッと出ています。
私(羽毛田)が「以前のアレンジじゃ、いやだ」と言ったのは、その頃の三宅さんが大して叩けなくて、それに合わせたアレンジだったから、ということになっています…。
三宅さんの謙遜と、話の流れでそうなっているのだと思いますが、ここで私の見解を…。

三宅さんとのビッグバンドでの初音出しは2007年。
オリジナルアレンジ第1号の「少年時代」をアレンジしたのもこの年。
(この時は三宅さんから曲名の他に「Buddy Richのビッグバンド」「(Buddy Richのビッグバンドの)ノルウェーの森」というキーワードがあり、それを元に書きました。よく演奏するレパートリーです。)

当初はどうアレンジしたら良いのか探り探りでした。
次第に「ネスティコからクインシーぐらいまでの感じが良いのかな?」と思い始めたものの、
最近は何となくもう少しモダンな感じの方が良いのかな、という雰囲気を感じるようになり、
実際に書くアレンジの内容も変わって来ました。

そうなると、ずいぶん前に書いたアレンジと最近のアレンジを並べると違和感が出てくるようになり、
「(この選曲なら)古いアレンジは書き直した方がいいんじゃないでしょうか?」
となった訳です。

対談の中に出てくる6拍子の曲というのは、
中川晃教さんをゲストに迎えた「It Don’t Mean A Thing」なんですが、
演奏前の緊張感がすごくて、演奏後はどよめきが起きていたと思います。

そのライブ様子はこちらから。
http://www.bluenote.co.jp/jp/reports/2019/07/22/entertainment-bigband-live-yuji-miyake-light-joke-jazz-orchestra-with-special-guest-akinori-nakagawa.html

(「It Don’t Mean A Thing」が何故ああいったアレンジになったのかという理由も色々あるのですが…。まあいいか。)


…とにかく、2/19(金)〜2/21(日)の公演が無事に開催できる状況になることを祈っています。

http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/yuji-miyake/