虹色侍とアレンジ手法

最近「虹色侍」という2人組を知りました。
(「…今頃?」とお思いの方も多いかと思いますが。)

YouTubeの関連動画で見たのがきっかけでした。

お洒落なリズムアレンジを施し、
原曲のメロディと歌詞を残しながら、
新たな歌詞とメロディをAメロの前・サビの前・サビの後に加えて、
全体を上手く纏めています。
お見事です。

他にも色々なアレンジを施した曲がアップされていますが、
私の一番のお気に入りはこれです。

お題をもらって5秒で作る即興ソングで有名になったそうで、
確かにその(特に即興の歌詞の)クオリティに驚くのですが、
よく編曲をしている立場から見ると、
既存曲を編曲(アレンジ)する方法に気になります。

編曲(アレンジ)とは、大雑把に
「既存曲を、その曲だと分かる範囲で、何かしらの変更を加える。」
ことだと思います。
ジャズのアレンジは、主に「メロディと歌詞を残し、他の部分に変更を加える。」ことだと言っていいでしょう。

虹色侍さんの「アレンジ」は、以下のように分類できます。
(1) 既存の歌詞に全く別のコード進行・メロディをつける。
(2) 既存の曲のカラオケを使って、同じ歌詞に合う別のメロディを作る。
(3) 既存の曲の断片に対しコード進行を作り直し、新しい部分を付け加える。

(1)(2)の様に、メロディが違う場合、
少なくともジャズの世界では「作曲」に分類されるので、
私には多少違和感があるのですが、
一般にはこれを「アレンジ」と言って違和感がないということは、
つまり「歌詞が同じであれば同じ曲である」という認識になるということであり、
とても興味深いです。

そうであるならば、
「英語圏の方は英語の歌詞が同じであれば同じ曲と認識するのか?」
「日本人がパッと同じ歌詞だと把握できない英語の歌詞であれば、そうはならないのか?」
など疑問が頭に浮かびます。
…どうなんでしょうね?

DIARY編曲

Posted by 羽毛田耕士