DTM修行(8) … ストリングスを含む編曲と打ち込み

購入したAudio Modeling社のSWAM All In Bandleに含まれるソフト音源のうち、
使わず放置されていた(ビッグバンドに使わない)楽器のソフト音源は、
一連の「Alice In Wonderland」の1フレーズの編曲・打ち込みを通して、
一通り音を出して試してみましたが、
他にも殆ど使っていないソフト音源があります。

・Vienna Instruments社 Vienna Special Edition Vol.1
・Spitfire Audio社 Spirfire Chamber Strings

です。

ブルーコーツ結成75周年記念コンサートのアレンジの際に購入し、
1曲はこれらを使ってデモを作ったものの、制作にかけられる時間が全然足りず、
他の曲は、もっと簡略化したデモ音源のやり取りで済ませたため、
殆ど使っていませんでした。

今回は、Spitfire Chamber Stringsとピアノトリオをバックに、
Tenor Saxのソロをフィーチャーしたバラードで、
「Alice In Wonderland」の1フレーズをアレンジし、打ち込んでみました。

編成はと使用したソフト音源は以下の通り。

Solo Tenor Sax
Piano, Bass, Drums
1st Violin(4), 2nd Violin(3), Viola(3), Cello(3)

SWAM Tenor Sax
EXS24 Steinway Grand Piano 2
Vienna Instruments VSL Upright Bass
Vienna Instruments VSL Jazz Drums
Spitfire Chamber Strings

作業としては、以下の通り。

(1) 全てのアレンジをFinaleで終わらせ、出力したMIDIデータをLogicで読み込む。

(2) Tenor Saxの調整。
・Breath Controllerで息の情報を加える。
・タンギングで処理するべき音の前の音を、必要な分だけ短くする。

(3) Piano, Bassの調整。
・ソフト音源を指定するのみ。

(4) Drumsの調整。
・Cymbal, Tom, Snare, Kick、それぞれのベロシティを調整してバランスを整える。

(5) Stringsの調整。
・各パートの一つ一つの音にあった奏法を指定する。
・各パート毎にフレーズの抑揚をつける。
・発音のタイミングが聴覚上揃うように調整する。

(6) ミックスする。
パンを振り、音量バランスを整え、リバーブを加える。

やはり、普段使っていないだけ(5)の作業に時間がかかりました。

操法や音域によって発音タイミングの遅れがバラバラなので、
揃って聴こえるように調整するのがかなり大変。
本当は全ての音のタイミングを細かく調整すべきなのですが、
最初の1小節が大体揃って聴こえるように各トラックのディレイ植を設定。
(1st Vn -5.0ms, 2nd Vn -70.0ms, Va -30.0ms, Vc -36.0ms) 

細かい発音のズレが気になっていたところは、
最後にリバーブを加えたあたりで違和感が少なくなってきたので、
ここで終了。
(改めて聴き返すと、リバーブの量が多過ぎたような気もしますが、まぁ許容範囲かと。)

…普段なら演奏する機会のなさそうな「with Strings」が擬似的にでも出来るなら、
ちょっと楽しいかもしれません。